CJです。
vSANにはファイルシステムフォーマットがあり、それをオンディスクフォーマットと呼んでいるようです。 ところが、VMware 製品関連でよく聞き慣れているファイルシステム名としては、VMFS、VSANFSなどもあり、混乱しやすいのではないかと思います。そのため、今回はvSANにおけるファイルシステム名の違いを簡単に整理して共有したいと思います。
早速、簡単に比較表でまとめてみました。
上記表にあるバージョン情報をvSAN環境で確認するには、
vSphere Web Client上の “クラスタ > 管理 > 設定 > Virtual SAN 全般” から確認できます。(例. vSAN 6.2環境 : 3.0 の最新となっています。)
以下の通りに、RVC (Ruby vSphere Console) からもオンディスクフォーマットのバージョンが確認できます。
vsan.disks_stats localhost/DC名/computers/CLUSTER名
vsan.disks_info
ちなみに、RVCは以下のパスで起動できます。(例. Windows Server 12R2 環境)
C:\Program Files\VMware\vCenter Server\rvc\rvc.bat
以上、簡単ではありますが、オンディスクフォーマットのバージョンの違いおよびバージョンの確認方法の共有でした。 vSANのファイルシステム名で混乱している方、vSANバージョンアップを検討中でオンディスクフォーマットのバージョンを確認したい方などへ少しでも役に立てればと思います。
[参考情報]
VMFS-L
https://books.google.co.jp/books?id=GHI3DAAAQBAJ&pg=SA3-PA109&lpg=SA3-PA109&dq=VMFS-L&source=bl&ots=bCNuuvV9sn&sig=onPiESvJUUJs54RCzlNuZBjzioc&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwiN2IXS6erVAhVBTLwKHe74DrIQ6AEISTAE#v=onepage&q=VMFS-L&f=false
VSANFS
https://www.packtpub.com/mapt/book/virtualization_and_cloud/9781784399252/9/ch09lvl1sec47/the-new-on-disk-format
vSAN オンディスク フォーマットのバージョンと互換性について (2147615)
https://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2147615
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