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HCX

VMware Cloud on AWS上で HCX をアップグレードするには?(HCX編 : アップグレード)

2019/07/04 By CJ Leave a Comment

CJです。

VMware Cloud on AWS (以下、VMC on AWS)の移行ソリューションとして欠かせない HCXですが、先週(2019.6.25)、HCXの最新バージョン R121がリリースされました。HCXの新規リリースには、新機能の追加および既知の問題が修正される観点から、より魅力的なものになりますので、ぜひ最新バージョンをお使いください。ちなみに、今回の R121ではついに “HCX Interconnect Multi-Site Service Mesh” が正式サポートとなりました。

今日はせっかくの新規リリースもあり、製品自体もスピーディーにアップデート(2019年に入って、現時点まで既に9回: 月1回以上のペース)されているため、そのアップグレード方法について共有したいと思います。

HCX コンポーネント

コンポーネント名略名 (現時点)略名 (旧)主な役割
HCX Manager––管理
HCX InterconnectHCX-WAN-IXHCX-IX、CGWReplication、
vMotionの機能提供
HCX WAN OptimizationHCX-WAN-OPT–WAN 最適化
HCX Network ExtensionHCX-NET-EXTL2CL2延伸

イメージ図

まず、HCX Managerをアップグレード後、残りのコンポーネントをアップグレードします。

アップグレードバージョン

From (old)To (new)
バージョン名
R120R121
Build (Cloud) #VMC on AWS側
1390199414025901
Build (Enterprise) #オンプレ側
1390199514025900

注意事項

・本記事では、上記のイメージ図にあるコンポーネントのみを例としてあります。各自の環境に合わせてコンポーネントを更新してください。

・HCX Managerについてはオンプレ側 (HCX Manager Enterprise)を例のみにしてあります。クラウド側も基本同等の手順で実行いただけるかと思います。

・アップグレード作業は、vMotionまたは Replicationなどジョブ (タスク)が動いていない状態で実施いただくことをお勧めします。

・HCX Manager をアップグレードする前に、必ずスナップショットを取得いただくことをお勧めします。なお、アップグレード後は取得しておいたスナップショットは削除してください。

設定の流れ

  1. HCX Manager バックアップ
  2. HCX Manager アップグレード
  3. HCX Appliances アップグレード

1. HCX Manager バックアップ

オンプレ側の HCX Manager (https://HCX_Manager_IPアドレス:9443)へアクセスいただき、バックアップを取得してください。

On-prem HCX Manager > Administration > Troubleshooting > Backup & Restore > Backup [GENERATE]

また、オンプレ側の HCX Manager のスナップショットも取得してください。スナップショットの取得方法については割愛させていただきます。詳細については VMDocsなどをご参照ください。

2. HCX Manager アップグレード

オンプレ側の “vCenter > HCX plug-in” にアクセスしてください。そうすると、アップデート可能な状態であるメッセージが表示されていることがわかります。画面中央の “SELECT SERVICE UPDATE” をクリックして、”Download” を実施してください。”System will start upgrading” ポップアップ画面が表示されたら、スナップショットを取得していれば “OK”ボタンにて次へ進めてください。

On-prem > vCenter > HCX plug-in > System > Administration > [SELECT SERVICE UPDATE] > 該当バージョン > Download

ダウンロードが完了したら、同じ画面上で “Upgrade” にてアップグレードを実施してください。※”Download & Upgrade” を実行した場合、同様のフローが動作しますが、環境によっては Error にてなるケースがあるようなので、Download と Upgrade を分けて実施いただくことをお勧めします。

アップグレードが進み(数分ほど時間がかかります)、HCX Manager が再起動される動作となります。

HCX Manager (Enterprise) の再起動後、約5分ほどで HCX Manager (Enterprise)への再接続が可能となります。以下の通りに、オンプレ側の HCX Manager (https://HCX_Manager_IPアドレス:9443)へアクセスし、アップグレードされていることを確認します。

もし、なんらかの理由により HCX Manager が起動しないなど想定外の動作になった場合は、取得しておいたスナップショットにてロールバックをご検討ください。

3. HCX Appliances アップグレード

HCX Manager がアップグレードされたことにより、HCX Appliances (各コンポーネント)もアップデートできるようになりました。オンプレ側の vCenter > HCX Plug-in 画面より、HCX コンポーネントを選択 (本記事では HCX-WAN-IX と HCX-NET-EXTを選択)し、[UPDATE APPLIANCE] ボタンにてアップデートを実施してください。

On-prem > vCenter > HCX plug-in > Interconnect > Multi-Site Service Mesh > Service Mesh > Appliances > [UPDATE APPLIANCE]

“Update Appliance”のポップアップ画面が表示されますので、選択したコンポーネントを確認の上、”UPDATE”ボタンにてアップグレードを進んでください。実質、コンポーネントの再デプロイが行われます。しばらく時間が経つと、以下の通りにアップグレードが正常に完了したことが確認できます。

On-prem > vCenter > HCX plug-in > Interconnect > Multi-Site Service Mesh > Service Mesh > Appliances

いかがでしょうか。数クリックだけで簡単にアップグレードができましたね。

既存の HCXをご利用の方、これから HCXをお試しいただく方共に、ぜひ HCXの最新バージョンをお試しください。

[参考情報]

VMware HCX Release Notes

VMware HCX Components

Upgrading the HCX Manager

カテゴリー: VMC on AWS タグ: HCX, upgrade, アップグレード

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