vSAN RAID-6 構成の実態とは?

CJです。

vSANで RAID-6相当の構成が組めること、知っていますか?

vSAN6.2 より、Erasure codingがサポートされうようになって、RAID-6相当の構成ができるようになっています。今日はそのRAID-6構成の実態について軽く共有できればと思います。

本題に入る前に、RAID-6相当という言葉を使っていますが、それは物理サーバーのRAID構成とは異なるためです。vSAN上のRAID-6相当が適用される対象は、物理サーバーのRAIDコントローラーではなく、仮想マシン(以下、VM)であることです。

では、早速 RAID-6構成の実態をみてみましょう。

VMにRAID構成を適用するには、”仮想マシンストレージポリシー”にて、まず適用したいRAID-(1/5/6)構成情報を作成します。そのあとは、”VMに適用する”だけです。とてもシンプルです。

vSphere Web Client > ホーム > 仮想マシンストレージポリシー

RAID-6を構成するには、上記のように赤い四角のところを設定していただくだけです。

・許容する障害の数:2

・障害の許容方法:RAID-5/6 (Erasure Coding)

このように作成したVMストレージポリシーは、以下のように新規VM作成時に選択可能となります。

もし、既存動作中のVMのストレージポリシーを変更したい場合は、

VM > 管理 > ポリシー > 仮想マシンストレージポリシーの編集 にて設定変更が可能です。

次は、一歩深く中身の実態をみていきましょう。

vSAN上の RAID-6構成実態を簡単な絵にしたのが、次です。

 

・仮想マシンストレージポリシー (RAID-6) を作成しました。

・作成した仮想マシンストレージポリシーを VMに適用しました。

・VMはさらに VMホーム、VMDKなどの Object で構成されています。

・また、一つのObjectは 複数の Component で構成されています。

・この Component が ESXi ホスト6台に、きれいに分散されて保存されます。

実際、RAID-6構成になって、各ESXiサーバーに Component が分散されていることは、vSphere Web Client からも確認できます。次です。

VM > 監視 > ポリシー > Object (VMホーム) 選択

どうですか? GUI上からもコンプライアンスが守られていて、きちんと各ESXi 分散されているのが簡単に確認できますね。

まとめ

vSANのRAID-6構成、少し理解いただけましたか?

仮想マシンごとにRAID構成が適用可能であること。つまり、一つのvSAN環境で複数の RAID-(1/5/6) 構成を動かす (VMに適用する) ことができるのようになったのは、様々なユースケースにおいて今までとは違う柔軟な対応が可能になったのではないでしょうか?

その中でも、やはりRAID-6構成は、2重障害にも耐えれるのでとてもメリットは大きいと思います。ぜひ、vSAN環境を一度試してみてください。

 

[参考情報]

VSAN 6.2 Part 2 – RAID-5 and RAID-6 configurations

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